屋根工事‐カバー工法‐
既存の屋根材の上に新しい屋根材をカバーして行なう屋根の修理方法です。
屋根が二重になります。屋根を重ねて葺くので、「重ね葺き」という呼ばれ方もします。
既存の屋根材を撤去しないため、廃材が少なく解体・処分費用などのコストを抑えられ、工期も早く済みます。
廃材が少ないことは環境面でも好ましいです。
アスベスト飛散防止や防水効果、そして見栄えをよくすることができます。
それでは、工事手順を見ていきましょう。
1. 足場組立
安全に作業をするための足場を組み立てます。
撤去物などが回りに飛んだりしないよう、ネットで覆います。
2. ルーフィングシート貼り
防水性強化のためにシートを貼ります。
3. 横暖ルーフ施工
断熱材入りの横暖ルーフを敷きます。
これを行うことで、夏涼しく、冬暖かい環境を作り出すことができます。