屋根工事‐瓦の葺き替え‐

屋根工事の1種である、瓦の葺き替え工事をご紹介します。

瓦の葺き替え工事は、屋根を軽くし、耐震性を高めるための工事です。

では、手順を見ていきましょう。

1.　足場組立

安全に作業をするための足場を組み立てます。

撤去物などが回りに飛んだりしないよう、ネットで覆います。

既存の屋根瓦を下ろす作業です。

以前の工法は土を敷きつめた上に瓦を乗せていたため、瓦をめくると多量の土が出てきます。

新しい下地木を貼り、防水性を上げます。

方法は、既存下地を撤去し新しく野地板、構造用合板を張る方法。

もしくは既存下地の上に構造用合板を張る方法があります。

これもお客様のご要望をお聞きし、決めていきます。

更なる防水強化のために下地木の上のシートを貼ります。

立平葺き工事とは、金属板の両端部を立ち上げて上部に馳（はぜ）を設け、野地板にファスナーで固定した吊子を両端から挟みつけて馳締めする工法です。日本では一般的な工法です。

横葺き工事とは、葺き板の両縁を継ぎ手とし、垂木に対して直角方向に、吊子を用いて軒先から棟方向に階段状に下地に止め付ける工法です。

足場を解体し、工事を終了します。